犬と登る経ヶ岳~2
経ヶ岳の頂上でアラレに降られながらサクラと遊んで居ると腹が減って来ました。
空はまだ怪しいが、遊んでるうちにアラレも止んだので、第一回昼飯にします。
此処では3人程の人に逢いました。 全て単独行です。
山で逢う人は皆良い人だ。 此処まで犬が登るのか?と皆サクラを褒めてました。
いや、多分ジャック・ラッセル・テリアの7割は登ると思うよ。
調子が良ければ五家原岳まで行けるかも知れないので、出発します。
平谷方面に下ります。
途中の岩場。 頂上より気持ち良いかも?
此処から下は、なが~い鎖場です。 三点支持しながら慎重に降りるのです。
ところがこの大事な所でトラブルです。
降り切った所でサクラを呼びますが降りて来ないのです。
幾ら呼んでも来ない馬鹿犬になったので、リード二本とザックを空にしてこの岩場を登り返します。
登り切って呼ぶけど来ません。 何かあったんだろうなぁ・・・ 本当に来ないので頭に来るのを押さえながら、第二昼飯用のオカズのウインナーを取りにまた慎重に降りて、登り返します。
何遍登るんだ?
ウインナーを見せるとあっさり来ました。
ザックに入れて担ごうと思ったのですが、サクラって大きいんですね。 入りません。
仕方無いので肩に掴らせると じっとしてるのでこれで行く事にしました。
こんな事は初めてです。 この馬鹿犬が!と罵りながら慎重に降ります。
途中一休みすると肩からヒョイと降りて自分だけピョンピョン降りて行きました。
頭に来ますが此処は我慢。 サクラ怖かったのかなぁ?
平谷越えから廻り込んで金泉寺方面を目指します。
各地に「ソウメン滝」は存在しますが、此処が一番見ててホンワカする。
中山越えに着くと頂上から68分。
サクラを捕まえに登ったり降りたりしたのに早いです。
他の人には普通でもワシの足と体重では早い。 もっと落とさないと故障します。
何と言っても今はツクシシャクナゲ。
しかし、このコースでは一箇所しか咲いてなかった。
実は近くにシャクナゲ尾根と呼ばれる程のシャクナゲで有名なルートがあるのですが、ベテランさんと行って下さい。 簡単に行けると思わんでね。
暫くは楽しい道が続きます。
公認の道を行く限り安全度が高い楽しい山道です。
やがてコケ岩の歩き辛い道の連続になり、笹の群生に出ると笹岳です。
多良岳から大勢の声が聞こえて来ますので、何処かの学校の生徒さんでしょう。
金泉寺で第二回目昼飯にしようと思っていましたが、混むのは嫌なので此処で食べます。
金泉寺も近い所でお坊さん達の墓に出ます。
目立たないけど絶妙に良い場所に眠ってます。
金泉寺は今立替工事してます。
えっ? 車が!って思うでしょうが、つい最近工事車両が入れる道が出来ました。
違和感で一杯ですが、仕方無いですね。
中山越えから此処まで一時間半。
西野越えで考えに考え、下山する事にしました。
正解です。
スグにヒザが痛くなって来ました。 やはりワシにはペースが速過ぎだったのです。
適当な朽木をノコで加工してダブルステッキで降ります。 これでヒザは悪化しないで済むでしょう。
トリカブトを探しながら降りますが有りません。 時々トリカブトと混同されると云うモミジガサは沢山生えてます。 普通間違わないと思うけど、これは食べられますが、トリカブトは下手すれば死ぬらしいです。 食った事ないから知らんけどね。
2~3枚貰います。
水場で空になった水筒に水を貰います。
此処でタバコの吸殻掃除します。 以前もこの水場に捨ててあった。
森園公園でウンコ拾って、空の公園で埋めて廻り、多良岳でタバコの吸殻拾い。
結局馬鹿は何処にでも居ると云う事だな。
それも残念だが年配の方が酷い。 今まで何考えて生きて来たんだろ?
まぁ、もうすぐ死ぬんだからクセの悪さも治るだろう。
西野越えから鎖止めまで約一時間半。
トータル6時間半の山道に円を描く旅は終わった。
まだ沢山人が残ってるなぁ・・・
こんな感じの時は第二駐車場も一杯だった事でしょう。
さて、山から頂いた水と山菜で第三回昼飯。
食べてばかりじゃないかだと?
そう、家に帰ったら1㎏増えてました。
どう思う?

ジャック・ラッセル・テリア倶楽部 ソラハンニャワッペン配布!
一体何時になれば出るんだ?と巷で噂のソラハンニャマークのワッペンが遂に出ました。
お待たせでした。
勢いに乗って車にも貼りたいとか云う人の為に耐久性の有るステッカーも企画中です。
これものんびりだけど、待っててね。

カラーは赤のみ。
直径80ミリ (指4本位)
一枚 1.000円です。(郵送は80円プラスです。)
