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これは古いタイプの逃げ方ですな。




大村の海は生きてるんだぞというお話。
酒好きおじさんのボズですけど、飲まない夜もありますよ。 そう、釣りに行く夜は飲まないです。
秘密主義ではないのですが、余りに場荒れが進むので明確な場所の名前は出さない事にしていますが、最近の傾向としては遠くに行かないで家の近所を遊び尽くす事に喜びを感じて居ります。
大村湾も大村市内だと「釣る気がしない」という長崎人が9割だとは思いますが、その釣る気も起きない海でも、やっぱり海なのです。 大事に価値を掘り起こして見ますと、捨てたものでもない海だと判ります。
今の時期のメインターゲットはメバルですが、セイゴのまぁまぁサイズも良く混じります。
メバルのサイズも20センチオーバーも狙える事が判って来ました。 案外居ますよ。
25センチ行く奴も今シーズン2匹出しています。
夜中に行動するアングラーも結構居るのも判って来ましたけど、人気釣り場に集中してるが残念です。
もっと想像してチャレンジすれば釣れるのですけどね。
先日ある人気波止場での事です。
人が見向きもしない場所ばかり攻めて、20センチオーバーも二匹出した後に、夜中だというのに釣り人が沢山いるので、人気がある場所の様子も気になって観に行きました。
丁度帰って来るアングラーが居ましたので、どんなだった?と聞きますとダメでしたとの事です。
暗くて相手の顔も見えないのですが、礼儀正しい若い男です。
暫く情報交換してみますと、相手のアングラーはまだ経験も浅くて海の事がよく解って居ない感じですが、釣りが純粋に好きで、大村の海が好きなんだと解ります。 実に素直で良い奴です。
「ええとな、灯りの廻りだけがポイントとちゃうで」
と教えると、
「おじさん、関西人ですか?」
と聞かれる。
「君なぁ、社会人なら人におじさんと言うのはやめんか」
夜中の暗がりでは僕はバリバリの関西弁に戻るのですな・・・不思議です。
波止場の構造、海流、藻の生え方等を一通りザッと関西弁でレクして、純粋に自分の考えでポイントを攻める事を勧めます。
「ここでも釣れるんやで」
「えっ、帰ろうと思ってたけど、僕もやろうかなぁ・・・」
可愛いなぁ、コイツ。
僕が釣ろうと思っていた位置に自然に立てる様に間隔を開けて置きますと、そこに立って投げ始めました。
気になるなぁ・・・違う違う、もっと右、右・・・
数投目にやっとドンピシャのラインに投げました。 出るだろうなぁと見てますと、
「あ、あ、根がかりです」
と言う。
「違うよ、魚だよ」
と教えると、バシャバシャと暗闇に水音が響きます。
「ナンですかね?この魚」
「セイゴだよ、ロッドを低く」
暗くて良く解らないけど、良いサイズみたいです。 メバルターゲットのラインの筈だから捕れるかなぁと見てますと、ヨイショ、と一気に波止に抜きあげました。案外一か八かの気質もあるようです。波止に上がって暴れて居るのは、まぁまぁサイズの綺麗なセイゴでした。
お兄ちゃんは、大きい、大きいと素直に喜んでます。
「良かったな、な、居るやろ?」
「おじさんに会えて良かった・・・」
だから、おじさんって言うな。
「それより大きい奴は不味くなるから逃がそうな。」
「はい。・・・おじさんに教えて貰って良かった。」
もうええわ、帰ろう。
「真っ暗でも居ますね。」
「そうだよ、自分の眼を磨くのが一番だよ」
長崎人の一番悪いところを言いますと、海が豊富な土地なのに海をないがしろにし過ぎですね。
こんなに海に気軽に行ける所は日本全体を考えると案外少ないのですよ。
セイゴを上げた若いアングラーも海が遠い他県からの就職組です。
他所から来た人は海の近くに住む価値が良く解っていますね。
テンボス再生もそれは良い事です。 大村湾も綺麗なら尚よろしい。
長崎県の中でも一番汚い海ですが、悪く言わないでやって下さいね。
9位です。 有難う御座います。

本当に良い事も悪い事も一年の間には色々あるものですね。
粛々とやるべき事をやるしかない時もあります。
来年は今年より良い年です。 そう信じましょうね。
海好きです。 海はみんなの財産ですよね。
漁業者の利権ばかり重視しますが、国民全体の権利も考えて欲しいと感じて居ます。 誰かに補償金払って大きな事業は進みますけど、そのシステム自体がおかしいです。 「危ないから」という理由で立ち入り禁止の海岸が存在するのもおかしいです。
もっと、もっと、みんなが海に行けば多分海って綺麗になると思います。
おじさんは本当に心配なんだ。
これは古いタイプの逃げ方ですな。




大村の海は生きてるんだぞというお話。
酒好きおじさんのボズですけど、飲まない夜もありますよ。 そう、釣りに行く夜は飲まないです。
秘密主義ではないのですが、余りに場荒れが進むので明確な場所の名前は出さない事にしていますが、最近の傾向としては遠くに行かないで家の近所を遊び尽くす事に喜びを感じて居ります。
大村湾も大村市内だと「釣る気がしない」という長崎人が9割だとは思いますが、その釣る気も起きない海でも、やっぱり海なのです。 大事に価値を掘り起こして見ますと、捨てたものでもない海だと判ります。
今の時期のメインターゲットはメバルですが、セイゴのまぁまぁサイズも良く混じります。
メバルのサイズも20センチオーバーも狙える事が判って来ました。 案外居ますよ。
25センチ行く奴も今シーズン2匹出しています。
夜中に行動するアングラーも結構居るのも判って来ましたけど、人気釣り場に集中してるが残念です。
もっと想像してチャレンジすれば釣れるのですけどね。
先日ある人気波止場での事です。
人が見向きもしない場所ばかり攻めて、20センチオーバーも二匹出した後に、夜中だというのに釣り人が沢山いるので、人気がある場所の様子も気になって観に行きました。
丁度帰って来るアングラーが居ましたので、どんなだった?と聞きますとダメでしたとの事です。
暗くて相手の顔も見えないのですが、礼儀正しい若い男です。
暫く情報交換してみますと、相手のアングラーはまだ経験も浅くて海の事がよく解って居ない感じですが、釣りが純粋に好きで、大村の海が好きなんだと解ります。 実に素直で良い奴です。
「ええとな、灯りの廻りだけがポイントとちゃうで」
と教えると、
「おじさん、関西人ですか?」
と聞かれる。
「君なぁ、社会人なら人におじさんと言うのはやめんか」
夜中の暗がりでは僕はバリバリの関西弁に戻るのですな・・・不思議です。
波止場の構造、海流、藻の生え方等を一通りザッと関西弁でレクして、純粋に自分の考えでポイントを攻める事を勧めます。
「ここでも釣れるんやで」
「えっ、帰ろうと思ってたけど、僕もやろうかなぁ・・・」
可愛いなぁ、コイツ。
僕が釣ろうと思っていた位置に自然に立てる様に間隔を開けて置きますと、そこに立って投げ始めました。
気になるなぁ・・・違う違う、もっと右、右・・・
数投目にやっとドンピシャのラインに投げました。 出るだろうなぁと見てますと、
「あ、あ、根がかりです」
と言う。
「違うよ、魚だよ」
と教えると、バシャバシャと暗闇に水音が響きます。
「ナンですかね?この魚」
「セイゴだよ、ロッドを低く」
暗くて良く解らないけど、良いサイズみたいです。 メバルターゲットのラインの筈だから捕れるかなぁと見てますと、ヨイショ、と一気に波止に抜きあげました。案外一か八かの気質もあるようです。波止に上がって暴れて居るのは、まぁまぁサイズの綺麗なセイゴでした。
お兄ちゃんは、大きい、大きいと素直に喜んでます。
「良かったな、な、居るやろ?」
「おじさんに会えて良かった・・・」
だから、おじさんって言うな。
「それより大きい奴は不味くなるから逃がそうな。」
「はい。・・・おじさんに教えて貰って良かった。」
もうええわ、帰ろう。
「真っ暗でも居ますね。」
「そうだよ、自分の眼を磨くのが一番だよ」
長崎人の一番悪いところを言いますと、海が豊富な土地なのに海をないがしろにし過ぎですね。
こんなに海に気軽に行ける所は日本全体を考えると案外少ないのですよ。
セイゴを上げた若いアングラーも海が遠い他県からの就職組です。
他所から来た人は海の近くに住む価値が良く解っていますね。
テンボス再生もそれは良い事です。 大村湾も綺麗なら尚よろしい。
長崎県の中でも一番汚い海ですが、悪く言わないでやって下さいね。
9位です。 有難う御座います。

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管理人のみ閲覧できます
- 2010/12/30(木) 12:05:52 |
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- [ 編集 ]
管理人のみさんへ。
- 2010/12/30(木) 23:55:55 |
- URL |
- ボズ
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本当に良い事も悪い事も一年の間には色々あるものですね。
粛々とやるべき事をやるしかない時もあります。
来年は今年より良い年です。 そう信じましょうね。
海好きです。 海はみんなの財産ですよね。
漁業者の利権ばかり重視しますが、国民全体の権利も考えて欲しいと感じて居ます。 誰かに補償金払って大きな事業は進みますけど、そのシステム自体がおかしいです。 「危ないから」という理由で立ち入り禁止の海岸が存在するのもおかしいです。
もっと、もっと、みんなが海に行けば多分海って綺麗になると思います。